ボトルネックの発見法

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ボトルネックの発見と解消において大切なことはいくつもあるのですが、
その前提になるのは、
目を背けない
ということかと思います。

現在生じている課題や問題に対して、
これが根本原因かなと思えるものを1つ想定したら、
So What(それによって何が生じているか?)
Why So(なにが原因でそうなっているのか?)
を書き出していきます。

その問題があることによって生じている問題にはどのようなものがあるのか?

その問題の原因にはどのようなものが挙げられるのか?

それを書いて、
マインドマップやメモリーツリーなどを応用させた図解術と同じ要領で項目同士を関連づけていきます。

1.課題や問題を書き出す。

2.その課題や問題を○で囲む。

3.また課題や問題を書き出し、○で囲み、関連する項目と線でつなげる。

4.これを繰り返し、課題や問題が出なくなるまでやる。

5.どの課題や問題から線が多く発生しているかをチェックする。

この流れで出し尽くすまでやってみれば、
いかにボトルネックから多くの線が発生しているのかがわかります。

きれいな図を描くことが目的ではないので、
A3くらいの白い紙や大きめのホワイトボードがあれば、
1~2時間でできると思います。

やることはシンプルなのですが、
So What

Why So
を考え切るというところがちょっと大変ですね。

目を開いていないといけません。

見たくないものと向き合いますからね。

目を背けていること、

目をつむってきたこと、

人から言われたくないこと、

人に言いたくもないこと、

そういうのを自分の中で出し尽くせると良いです。

そうやってみると、
1つや2つのことが原因で、
いかに多くの弊害が生じているかつかめるようになってきます。

1つや2つに絞りきれない時、
課題の掘り下げや関連の検討が中途半端に終わっている可能性があります。

<まとめ>

■ボトルネックは図示して発見するのが良い。

■生じている課題や抱えている問題について、
とにかく書き出す。
So What(それによって何が起こっているか)とWhy So(なぜそれが生じているのか)
を考えながらA3の紙やホワイトボードに書くとよい。

■目を背けずに、目を開いておくことである。
見たくないものや、避けておきたいことなどをしっかり図示して見える化しておくのがよい。

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