マスターマインドグループの形成

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(Photo by Tegan Mierle on Unsplash)

マスターマインドグループについては、

ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』

という本の中で知りました。

"マスターマインドの定義

「明確な目標を達成するための二人ないしそれ以上の人たちによる
調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係
(もしくはそういう関係にある人を指す)」”(p.331)

1人で考えるよりも、

複数の人が目標達成のために調和して考えるとき、

大きな力を得ます。

会社経営でも、

著名な経営者を支えるパートナーがいて、

2人3脚だったから大きな結果を出したという事例は数多くあります。

Appleのスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアック。

ホンダの本田宗一郎と藤沢武夫。

フォード社のヘンリー・フォードとジェームス・クーザン。

などなど、

パートナーがいたからこそ成し遂げられたことという事例は多いです。

調和された知恵ということについて、

どういうことなのだろうと、

ずっと考えてきました。

そのようなパートナーシップがあり、

マスターマインドグループをつくれれば、

価値を創造するのも、大きな影響力を発揮するのもやりやすいだろうなと。


でも、

考えてみれば、

自分がこれまで大きな一歩を踏み出すたびに、

それを支えてくれたパートナーがいましたし、

共に模索してくださった方がいました。

そのような人たちの力を借りることなしに、

大きな変化や結果を出すということはありませんでした。

「はたらくと休むを考えよう」というワークショップを開催し続けてきたとき、

「種村式」と銘打った図解術、時間管理術のセミナーを開催してきたとき、

成れる会大阪マーケティング塾の運営をしてきたとき、

クリーニング業界の活性化のための情報発信に取り組んできたとき、

法曹養成の研究をイギリスで進めてきたとき、

そこには2人以上の調和した知恵があり、努力の協力関係がありました。

振り返ってみると、

マスターマインドの関係性はこれまでも築いてきたのです。

成れる会で仲間とともに学びながら、

いろんな壁を乗り越える中でも、

知恵を調和させ、協力関係を構築して、

ある意味、マスターマインドの力を得てきたといえます。

それならば、

もっと明確に意識してそのような協力関係を築いてみたらどうなのか、

と思うようになりました。


1人でできることには限界があります。

複数の人の力を活用しながら、

様々な構造に働きかけてみる取り組みを組織していきます。

この人たちとならやれるかもしれない、

そう思える仲間がいることのありがたさといったらないですし、

過ごしてきた時間も長く、密度も濃く、信頼関係のベースがあるのも大きいです。

まだスタートはこれからですが、

学びのコミュニティ運営をしてきたからこそ見えてきた地平のような気がしています。


<まとめ>

■1人の思考でできることには限界がある。
大きな結果、大きな変化、大きな成長につながるものには、
複数の知恵の調和や協力関係がある。

■調和した思考というのは大きなポイントであり、
すれ違い、単なる攻撃、無関係、などでは逆効果となる。
お互いのことを理解している信頼関係をベースに築かれるものがある。

■人は協力関係や触発をもとに、アイデアを広げたり、思考の枠を広げたりする。
真に創造的なマスターマインドグループを構築することができたとき、その構成員は大きな結果を手にするのではないか。

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