変えたいものの1つ上の次元を扱う

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(Photo by Samuel Zeller on Unsplash)

問題解決を図る場合、

思考の次元を1つあげるとよいです。

ついつい、

狭い範囲で問題を捉えて、その範囲内で解決しようとしてしまいがちですが、

それをやっているとなかなか変わらないということがあります。


自分を変えたい場合、自分を変えようとするのではなく、自分を取り巻く環境を変えます。

そうすれば、自分が自然と変わります。

部署を変えたい場合、部署を変えようとするのではなく、会社を変えます。

そうすれば、部署も自然と変わります。

会社を変えたい場合、会社を変えようとするのではなく、業界を変えます。

そうすれば、会社も自然と変わります。

業界を変えたい場合、社会を変えます。

日本を変えたい場合、世界にインパクトを与えるような変化を作り出します。


扱う範囲をもっと大きくしてみるのです。

より大きなものを変えようとしてみるのです。

桁を1つ変えてみるのです。


部署さえ変えられないのに、会社を変えられるわけがない。

会社さえ変えられないのに、業界を変えられるわけがない。

そう思うかもしれませんが、

問題解決時に1つ次元をあげて全体を把握し、

その全体理解に基づいて大胆な行動をとったほうが、

はるかに簡単に事態を改善できるということがあります。

部分最適ではなく、全体最適ですし、

システム全体を把握したうえで、適切なポイントに働きかけていきましょう。

<まとめ>

■自分を変えたければ、環境を変える。
部署を変えたければ、会社を変える。
会社を変えたければ、業界を変える。

■それが含まれる1つ上の次元の変化を狙う。
そうすれば部分は、自然と変わる。

■部分さえ変えられないのに全体を変えられるはずがないと思うかもしれないが、
意識したいのは全体のより大きな構造であり、システムである。

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