新参者と意欲

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すごくシンプルなことながら、
意欲ってすごいなぁ、
と思いました。

新入生セミナーに参加して、
学ぶ喜びや意欲に満ちた学生たちを目の前にして、
なんていうか、あぁ、力があるんだなって思ったのでした。

初日ですからね。

見るもの全てが新しく、
大学という場もわからず、
どんな仲間がいるかもわからず、
これからの6年間がどうなるかもわからない。

そんな中で、
彼らの目に宿っていたのは、
やってやろう、っていう意欲だったのですね。

自分がどこまでできるかやってやろう、っていう。

若いなと感じる人もいれば、
今だけだよと感じる人もいるかもしれませんが、
学び始める時、意欲に満ちているものです。

難関大学に合格する彼らの力と意欲が、
そのまま発揮され続ければ、
どれだけのことを成し遂げられるのだろうと感じました。

実際には、
そこから、手の抜き方や力の抜き方を学んでいくことになるのかもしれません。

大学生活が進むにつれ、
易きに流れたりします。

それは、社会人でも一緒です。

僕は入社前に、

「会社員になったら、数年で力の抜き方を覚えるようになるから、学ばなくなるぞ」

と言われたことがありましたが、

まさにそういうことって起こりがちなのですよね。

ここは手抜きしても大丈夫。

これはやらなくてもOK。

これはいい加減にやってもOK。

そうやって手の抜き方、力の抜き方ばかり上手くなっていきがちですが、
新入生の目を見ていて、その姿勢を見ていると、
いやぁ、この意欲のまま進むことができたらおもしろいなぁと感じたのでした。

初めて同士の人でも積極的にコミュニケーションをとって、
エネルギーや熱量の交換をし、
場が盛り上がり、
力を感じる。

そんな空間に、彼らの持っているポテンシャルの大きさを感じたのでした。

受験勉強ばかりしてきたからね、、、
頭はいいけど人の気持ちはわからない、、、
これだから医者は、、、
なんて話を聞いたりすることがありましたが、
目の前で彼らを見ていると、力があるなぁ、というのが率直な感想です。

意欲を持って取り組んできた。
意欲を持って取り組んでいる。

上級生から、アメリカに留学した話の紹介もあり、
アメリカでは卒業するのが大変だからみんな真剣に学んでいるのに刺激を受けた、
という話がされていました。

実際にアメリカに留学し、世界を体験してきた学生の力ある語りであり、
リアルでインパクトある語りでした。

そういう意欲や熱量があることが、大きな力なんだよなぁ、と思う4月1日でした。

新入生や新入社員、新参者は意欲と熱量を持って臨み、
周囲はそれらの熱量からインスパイアされるのがよいでしょうね。

自分も新参者なので、
意欲的にどんどんいこうと思ったのでした。

<まとめ>

■新しい世界に飛び込むとき、未知の世界を前にして、大事なのは意欲。

■何かをやってやろう、何かをやろう、何かしたい、
そんな熱量が人を突き動かし、学びを形成していく。
意欲ある者とない者とでは、学べる量も全く異なる。

■人は慣れることによって、手の抜き方や力の抜き方を学びがちである。そうではなく、常に新参者のような気持ちで事に当たれたら、
得られるものは大きくなるだろう。

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