限界は自分で決めている

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自分の限界は自分で決めているということが往々にしてよくあります。

いやぁ、それは無理なんです。
いやぁ、それはできないです。
いやぁ、それは難しいです。
私には無理です。

などなど。

まぁ、そう思ってしまうものだと思っておいたらいいんじゃないですかね。

人間なんて、そう感じてしまうものです。

無理、できない、難しい。

そういう思考や感情が生じるのが人間というものだ、と。

一方で、端から見ていると、

この人はこれくらいできるんじゃないか、
この人はやれるんじゃないか、
この人にお願いしたい、
この人にやってみてもらいたい、

と思うというのもまた事実です。

自分にはできない、無理だ、難しいと思っているけれども、
人からは、やってほしい、できる、簡単だよと言われる。

チャンスというのは大体こういうところにあります。

自分が思う自分と、他人が見ている自分のギャップの部分に、ですね。

だからこそ、
素直に人から言われたアドバイスや提案を受け取れるかどうかが、成長においてはポイントになってきます。

まずはブレーキを外すこと、なんですね。

もしくは、ブレーキをほんの少しだけ、緩めることです。

僕が医学部の医学教育・国際化推進センターの仕事のお話を紹介された時、
いやぁ、成人教育や専門職教育はそれなりに学んできたけれど、医学部での教育なんてできるだろうかとちょっと思いました。

専門用語も違うし、
医師の世界のことは詳しくは知らないし、
教えてもらうことはあっても、教えられることなんてあるのだろうか、と。

それでも関わりの中で、何かしら相互に生まれるものがありますし、自分にはできない、無理だ、難しいと思っても、提案されたことに応えようとしていく中で、チャンスっていくらでも出てくるなと感じています。

断り続けたり、閉ざし続けていると、そういったアドバイスや提案をもらえる機会も少なくなっていき、チャンスも減ってしまうので、自分には無理だ、できない、難しいと思う提案やアドバイスが来たら、結構すごいチャンスがきていると思ってみたら良いのかもしれませんね。

<まとめ>

■限界は大体自分の中で決めている。
無理、できない、難しいは、自分の中で決めている。
ただ、そういうことを思ってしまったり考えてしまうのが人間というものである。

■人からできるよ、やれるよ、簡単だよと提案されることで、自分には無理だ、できない、難しいと思うことがあったとしたら、そこには大きなチャンスがあると思ったらよい。

■学びや成長の基本は、ブレーキをほんの少し緩めるところにある。
それだけで世界もチャンスもだいぶ広がるのだから。

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