枠外の目標を設定して、思考のレイヤーを上げてみる
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問題をつくり出したのと同じレベルの思考では、その問題を解決することはできない。
by アインシュタイン
問題解決に関する有名なアインシュタインの言葉ですが、いまのままの自分の思考では、解決できない問題というのがあります。
解決できない時は、思考の次元やレイヤーをあげてしまうのですね。
今日は、12月の目標や計画を立てていましたが、久しぶりに、意図的に、桁違いの目標設定というのをやってみました。
どう考えても実現不可能でしょ、というのをわざと考えるのですね。
1ヶ月という期間を区切ってしまうと、それだけで思考の枠が狭まるので、
死ぬまでにこんなことは実現しないだろう、できないだろう、
というのをとにかく出していきます。
ちょっと考えると、できなそうなものとして中途半端なものがいくつも出てくるので、それをあえてもう一次元上げてみて、
この桁だったら無理だろう、ここまではさすがに難しいし、
さらに一つ上となるとさらに難しいだろう、
というのにしてみます。
まぁ、死ぬまでにできそうもないことリストが出来上がります。
無理に枠を広げているので、リアリティはほぼゼロです。
世界から戦争をなくすとか、
資産10兆円を所有するとか、
毎年5億円を寄付するとか、
本を1000冊出版するとか、
政界からいろんな相談がくる人になるとか、
スタンフォード大学の教授になるとか、
出てきます。
でも、もし仮にそういう人がいたとしたら、何を考え、どう行動するのだろうとイメージしていくと、なんとなく12月にやることが見えてきます。
まぁ、だいたい手元の仕事は簡単なものに見えてくるのですね。
そういう次元の人だったら、どういう判断やどういうスピードでするかな、というのを少しでもイメージすると、仕事がはかどります。
なんだか今日は、それがうまくハマった感じで、いろんな仕事が進みました。
思考のレイヤーがあがると、意外とものごとがシンプルに見えるんですよね。
<まとめ>
■問題がなかなか解決しない時、思考のレイヤーを一段上げてみる必要があるかもしれない。
■その方法の1つは、枠外の目標設定、桁違いの目標設定をしてみるというものがある。
■どう考えても実現できないだろうというものを設定して、その世界に生きているイメージをつかむことができたら、今までと違ったレイヤーで物事をみることができる。