社会の中に、
生き方や働き方を考えられる学びの場をつくる
社会の中に、
生き方や働き方を考えられる学びの場をつくる
“これから生まれてくる子どもたちが、
もっと簡単に世界中の人たちや自然とつながる社会を創る。”
これが私が日々学び、教育を研究する意図です。
この世に生まれてきてよかった、
心から思える人が1人でも増えるように。
現代社会を取り巻く状況は、
ますます複雑化してきています。
ITや医療技術などの技術革新、
人工知能の発展、
環境問題、
難民問題、
少子高齢化、
社会的格差、などなど。
経済的発展を遂げてきた日本社会ではありますが、
心の平穏まで含めた豊かさを実感できていない人も少なくないと思われます。
サン=テグジュペリは、
「真の贅沢というものは、ただ一つしかない、それは人間関係という贅沢だ。」
という言葉を残しています。
人と人がつながり、豊穣な人間関係を築くことこそが豊かさにつながるのではないでしょうか。
人は生まれてから死ぬまで、1人では生きられず、
人と人との関係性の中で生きていきます。
人は社会的な動物です。
人の生涯は学びに満ちています。
そんな人の生涯にわたる学びを探究していきます。
種村文孝
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