自己省察や自分探しの罠

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省察は、経験学習論や成人学習論のキーワードです。
経験を振り返ることで、学びを深めて、次どうするかを考えることができるというもの
です。

経験を振り返って学んだり、自分のことを振り返って学んだりします。

どうしてうまくいったのか、
どうしてうまくいかなかったのか、
自分は何が得意なのか、
自分は何が苦手なのか。

ところで、
この自己省察はしすぎてもよくないという側面もあります。

自分探しもそうなのですが、

自分は何者か、
自分は何が好きなのか、
自分は何がやりたいのか、

自分の内側を考え続けるだけでは、十分とは言えないのです。
あたり前ですが、自分の思考の枠を超えられません。

自分で自分の内側を振り返るだけではなく、様々な経験をして、外の世界とぶつかった
り、チャレンジすることは欠かせません。

行動を伴わない振り返り、内面探究だけというのは、自分の狭い枠内に閉じこもってい
く行為にもなりかねないので注意です。

また、他者からのフィードバックもない自己省察も要注意です。
案外、自分では自分のことがわからないものです。

他者からどう見えるか、
他者からは何が好きで、何が得意そうな人間と思われているか、

そのような他者の視点からわかることがたくさんあります。

自分探しをするときには、

自分の内側だけではなく、
その世界を広く知るようにして、
行動を伴わせること、
他者のフィードバックを受けるようにすること、

このような外部との関わりが欠かせません。

経験学習や成人学習の核となる省察ですが、自己省察だけしていればよいというもので
はないですね。


<まとめ>

■省察は、経験学習や成人学習の重要な要素であるが、
自己省察のしすぎには注意も必要である。

■自分で自分の内面だけを探究し続けるというとき、
視野が狭くなったり、つかめなくなるものがある。
自分探しにも注意が必要である。

■内側だけではなく、外の世界を知ること。
思考だけではなく、行動を伴わせて社会と関わること。
他者からのフィードバックを受けること。
これら外の世界との関わりを伴わせて省察をすることが大切である。

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