対等な関係が理想と言いつつ、本当は・・・

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自分は会社員で働いていた時、本当に仕事ができなくて苦労しましたし、まぁ、今から思えば、勘違い野郎だったなぁ、と思います。
Mastermind Philosophyグループで、理想の人間関係について深めていて、当時のことを振り返りました。

社会人1年目だったか、2年目だったか、自分は、職場で、”対等な人間関係”というのを、求めていたところがあります。

人は誰でもリスペクトしあうべきだろう、
誰でも持って生まれた素敵なものがある、
後輩は先輩をリスペクトし、
部下は上司をリスペクトし、
それと同時に、先輩は後輩をリスペクトし、
上司は部下に対してリスペクトするものだ。
というようなことを考えていました。

入社して数年の若造で、仕事のことは右も左もわかりません。
わからないので先輩のところに相談に行くと、教えてもらえるのですが、冷たく対応されたり、それくらい自分で考えなさい、と突き放されるようなこともありました。

体育会系の雰囲気がそんなに強くない部署だったのですが、自分が所属していた大学のサークルでは、先輩が後輩の面倒をみるのがあたり前で、代々、自分が親切にされたことを後輩にしていく文化があったので、少なからずギャップを感じていました。

仕事の進め方や相談の仕方、態度が大丈夫かなぁ、と気にかけてくださったとなりの部署の先輩が、ランチに誘ってくれて、
「種村くんはさ、どんな関係を周りの人と築きたいと思っているの?」
ときいてくれたことがあります。

「僕は、フラットな関係を築きたいです。お互いに尊敬し会えるような、対等な関係です。自分が大学生だった頃は、先輩が後輩を人間としてリスペクトしていて、丁寧に教えてくれていて、とてもよかったです」
と思っていたことを、そのまま言葉にしました(汗)

今にして思えば、よくそんなことを言えたもんだなと思いますが、本当にそれがよいと思っていたし、自分はそんなに悪くないとか思っちゃっていたんでしょうね。

お恥ずかしい限りです。
アホですね。

「フラットな関係かぁ。そうか、種村くんはそう考えるんだね。でも職場では、先輩もみんな自分の仕事を抱えているし、その時間を割いてまで種村くんに教えているんだからさ、思っているようにはいかないかもね」
というようなことを言われたような記憶があります。

まぁ、当時の自分は、その辺がわかっていなかったから仕事ができなかったんですよね。
ランチに誘ってくださった方は、とても丁寧に説明してくれたと思うのですが、自分はわからなかったんですね。

フラットな関係、対等な関係、と言いつつ、結局のところ、自分のことをもっと認めてほしい、すごいと思われたい、もっと正当に評価してほしい、ちゃんと教えてほしい、ちゃんと向き合ってほしい、という甘えがあることに、なかなか気づけなかったんですね。

さらには、相手より上に立ちたい、という願望がもっと奥底にあることに気づいたのは、だいぶ後になってからです。
フラットな関係を築きたい、対等な関係でありたい、そういうのを手放してから、望んでいたものは手に入ることになりました。
相手の問題というより、完全に自分の内面の問題でした。

もう10年以上前の話ですが、ふと懐かしくなりました。


<まとめ>
■対等な関係を築きたい、お互いにリスペクトしあいたい、上下関係がないフラットな関係にしたい、という願望がかつて自分にはあった。
■先輩や上司、教えてくれる人とも、対等な関係でありたいと思っていたが、その考えでは、自分が望む対等な関係は手にできなかった。
■対等な関係を望む奥底に、認めてほしい、承認してほしい、評価してほしい、相手より上に立ちたい、という願望があることに気づいていなかった。

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